土地を共有するとき、思わぬ落とし穴がある
Second Lifeでお店やイベントを誰かと一緒にやってみたい——
そう思って土地を分けてもらったり、建物を置かせてもらったりしたこと、ありませんか?
でも、「気づいたら建物が消えてた」「編集できなくなった」なんて経験をした人も多いはず。じつはそれ、土地のグループ設定が関係しています。
「土地とグループはセットで運用する」コレが基本です!
「グループに設定されてない土地」は、とても不安定
土地には「誰のものか」を示す所有権があって、
これは「個人」か「グループ」のどちらかにしか属せません。
個人所有のままだと、オーナー以外の人が設置したオブジェクトは、
システムによって自動的に返却されることがあります。
つまり、「一緒に作ろうね」と言われても、
土地がグループに設定されていなければ、一時的に置かせてもらっているだけの状態なんです。
共同管理するなら、まず「グループを作る」

一緒に作業するなら、最初にやるべきことはひとつ。
土地を小さなグループに譲渡(Deed)して、そのグループに共同作業したいみんなが所属すること。そして、メンバーに適切な権限をつけること。
それだけで、
- 置いた建物が勝手に返却されなくなる
- メンバー同士で、編集・修正ができる
- 荒らし対策やBanリストを共有できる
という、いわば「共同作業の安全ネット」が整います。
注意してほしいのは、土地をグループ割り当てただけで、譲渡してない場合です。この場合は権限の多くが機能しません。共同作業をする場合は、必ず譲渡をして、権限を正しく使えるようにしましょう。

安全に土地を共有するコツ
- 建物を置く前に、土地の「グループ設定」を確認する
- オブジェクトは必ず「土地と同じグループ」になってること
- 権限を分けておく(Owner / Builder / Guest)
- 定期的にコピーを取っておく(Rezboxなど)
これだけでも、トラブルの8割は防げます。
「人を信じる」だけじゃなく、「仕組みで守る」
Second Lifeでは、信頼関係だけで運営してもうまくいかないことがあります。
でも、仕組みを正しく整えておけば、誰かが少し忙しくなっても大丈夫。
グループ譲渡は、「お互いを信頼しつつ安心して動ける環境」をつくるための基本なんです。