Second Lifeでお店やサロン、カフェを始めたばかりの人にとって、「人が来ない」「知ってもらえない」というのはとてもよくある悩みです。
そんなときに心強い味方になるのが、日本語ユーザー向けの施設紹介ポータル『SL-Navi』。でも、「どうやって登録するの?」「何を書けばいいの?」といった疑問が出てくるのも自然なことです。
この記事では、SL-Naviへの掲載に必要なセンサーの設置方法から、効果的な紹介文の書き方、タグの選び方までを初心者向けにわかりやすくまとめました。
1. SL-Naviに掲載される条件とは?
SL-Naviは、施設側が「登録申請」をする必要はありません。
SL-Navi対応のセンサーを設置するだけで、自動的に掲載されます。
設置されたセンサーが定期的に人数データなどをSL-Naviに送信し、それにより自動的に施設ページが生成される仕組みです。
✔ 必要なもの:
- SL-Naviセンサー(配布あり/フリー)
- センサーの説明ファイル(設定用ノートカード)
※ 配布場所やセンサーの設置方法は、別途配布元または公式ガイドを確認しましょう。
2. SL-Naviセンサーを設置する前に考えること
SL-Naviのセンサーを設置することで、以下のような情報が自動的に表示されるようになります:
- 場所名
- 現在の人数(リアルタイム)
- 過去7日間の時間帯グラフ
- 説明文(設定した場合)
- タグ(設定した場合)
- 外部リンク(任意で設定)
- 表示される画像(自動取得 or 任意設定)
ページは自動生成されますが、「説明文」「タグ」「リンク」「画像」などを手動で設定することで、より魅力的な紹介ページに仕上げることができます。
3. 画像を入れないと動かない?センサー画像の設定について
SL-Naviでは、画像がセンサーに設定されていないとセンサーが動作しません。 つまり、必ず1枚、看板画像などをセンサーの中に入れる必要があります。
この画像はSL-Naviの一覧ページや施設ページに表示されるもので、「お店の顔」としてとても重要です。施設の雰囲気や特徴がわかる画像を設定しましょう。
🖼 オススメの画像内容:
- 店内や建物外観の風景(雰囲気が伝わるもの)
- ロゴやキャッチコピー入りの看板・ポスター
- サムネイルとして見やすい構図・彩度のもの
📌 画像の入れ方:
- センサーの中身(Contents)に、看板画像を1枚だけ入れてください。
- この画像がSL-Naviに送信され、表示される仕組みです。
⚠ 注意点:
- 画像が入っていないとセンサーは機能しません。必ず画像を入れてください。
- 雰囲気に合っていない画像や、無関係な写真は逆効果になることがあります。
4. 紹介文って何を書けばいい?
🟢 初心者にもわかりやすく「どういう場所か」を説明することが大切!
以下のようなポイントを意識してみてください:
- どんなコンセプトのお店か(例:おしゃべりメインのバー/RP系メイド喫茶 など)
- 初心者歓迎か、常連向けか
- 開店時間や不定期かどうか(24時間開放など)
- 禁止事項やマナー(RP施設の場合は特に明記)
- 来訪者に期待すること(話しかけてOK?黙っていても大丈夫?など)
❌ よくあるNG例:
- あいさつだけで終わる
- 内輪ネタばかり
- 長すぎて読みにくい
5. タグの選び方
SL-Naviでは、サイドバーの「タグ検索」から施設を探す人が多いです。
タグは5つまで設定できます。ここでは、「どうやって選べばいいの?」という初心者向けに、シンプルな考え方を紹介します。
🔍 タグ選びのコツ:
タグは「探されやすさ」と「施設の個性」のバランスが大切です。
- 利用頻度が高いタグを2〜3個 → 一覧や検索で目に入りやすくなります。
- 施設独自の特徴を表すタグを1〜2個 → 本当にその雰囲気が好きな人に届きます。
例:
- よく使われているタグ
→ 初心者歓迎、たまり場、カフェ など- 施設らしさを出すタグ
→ 和風、ゴシック、RP、癒し など
✔ タグ設定のポイント:
- タグは自由に入力できますが、他の施設と共通しているタグほど、一覧や検索結果で目に入りやすくなります。
- 誰も使っていない完全オリジナルタグは検索に引っかからないことも。個性を出しすぎず、少しだけひねるのがコツです。
- 「雰囲気」「用途」「客層」など、複数の観点でタグを分けて考えると選びやすくなります。
6. Webサイト欄には何を入れる?
外部リンクとして表示される「Webサイト」の欄には、以下のようなものが設定できます:
- 店舗のブログや公式サイト
- SNSアカウント(X、Instagramなど)
- Discordサーバーへの招待URL(公開用のもの)
- Googleフォーム(アンケートやイベント申し込み用)
✔ 設定時のポイント:
- 訪問者が「もっと知りたい」と思ったときに役立つ情報があるページを設定しましょう。
- 営業情報や雰囲気、イベント情報などがわかるリンクが効果的です。
⚠ 注意点:
- 個人アカウントや情報の少ないSNSページは、見た人が混乱する可能性もあります。
- 店舗専用の投稿が中心であれば、SNSでも十分活用可能です。
- 特に案内や営業情報がない場合は、リンクを設定しない選択も◎。
7. 施設ごとに複数設置してもいいの?
はい、同じSIM内や同一オーナーが運営する複数施設にセンサーをそれぞれ設置することは可能です。ただし、メリットだけでなく注意点もあるため、目的に応じた使い方を意識しましょう。
✔ 複数設置のメリット:
- 地下・地上やテーマ別などでエリアが明確に分かれている場合、それぞれを独立した施設として紹介できる
- 各拠点ごとに異なる紹介文やタグを設定できるため、より細かく特徴を伝えられる
⚠ 複数設置の注意点:
- 掲載施設数が増えると、自分自身での更新や管理が大変になりがち
- 内容が似すぎていると、訪問者が混乱することも
✅ 施設ごとに明確な違いがある(例:雰囲気、対象者、RP内容など)なら分ける価値があります。逆に、建物が分かれているだけで中身が同じ場合は、1施設にまとめたほうが効果的なことも。
8. よくある質問(Q&A)
Q. SL-Naviは無料で使えるの?
A. はい、センサーの設置も掲載もすべて無料で利用できます。
センサー配布場所には支援用のチップジャーが設置されているので、「このサービスいいな」と思ったら、ぜひチップで応援してみてください。
また、SL-Naviの運営は広告収益などによって支えられているため、サイトの持続的な運営を応援したい方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。
Q. 開店時間が決まってないけど大丈夫?
A. 問題ありません。リアルタイム表示と時間帯グラフがあるため、不定期でも傾向が可視化されます。
Q. センサーはどこに置けばいい?
A. 来訪者が滞在する場所(接客スペースや受付など)に設置するのが基本ですが、多くの施設では入口付近に設置することが一般的です。これは、SL-Naviの利用施設であることを訪問者にアピールする意味もあります。センサーの検知範囲が届く場所であれば、設置位置は自由です。
Q. 一度設置したら放置でいい?
A. 説明文やタグを設定したら基本的にOK。ただし、雰囲気が変わった場合は更新をおすすめします。
9. SL-Naviで「見つけてもらえるお店」になろう
SL-Naviにセンサーを置くだけでも、人が来るきっかけになります。 でも、ちゃんと魅力が伝わるページを作ることで、もっと多くの人に見つけてもらえるようになります。
あなたの施設が「次に行ってみたい場所」になるよう、ぜひ丁寧に設定してみてくださいね。