装着できない…それ、装着数のせいかも?
Second Lifeで「服が着られない」「アクセが付けられない」「HUDが入らない」——
そんな装着トラブルに困ったことはありませんか?
前回の記事では、そうしたトラブルの原因が装着数の上限(38個)にあること、
そしてどうすれば装着できるようになるかの基本的な対処法を紹介しました。
今回はその続きとして、具体的に装着枠を節約するための5つの工夫をご紹介します。
ほんの少し意識を変えるだけで、お気に入りのアイテムをもっと楽しめるようになりますよ。
1. Viewer内蔵AOでHUDを減らす

FirestormなどのViewerには、アバターの動きを制御するAO機能が標準で搭載されています。これを使えば、従来のAO HUD(アタッチメント)を装着せずに済むため、枠が1つ節約できます。
💡 HUDを1つ外すだけでも、枠に余裕が生まれて他のアクセが付けられるように!
2. MOD可のアクセをリンクしてまとめる
ピアスやチョーカーなどの「見た目だけの装飾品」で、MOD可能かつリグ入り(装着位置を気にしなくてよい)アイテムなら、リンクして1つにまとめることで装着枠を節約できます。

ただし、以下の点に十分注意が必要です:
- HUDやスクリプトで色変更などを行うアイテムは、まとめるとその機能を失います。
- あらかじめ色や透明度などを調整しておき、まとめたあとに変更が不要な状態にしておく必要があります。
- 可能であれば、不要なスクリプトを削除してからリンク化することをおすすめします。
💡 このテクニックは「見た目固定で使うアクセ」を1つの装備として管理したいときに有効です。
3. 使わないHUDは外しておく
ボディや髪の調整HUDなどは、装備したままにしがちですが、普段は使わないことが多いはず。装着しっぱなしにせず、使うときだけ出す習慣をつけると装着枠に余裕が生まれます。
主要ボディのMaitreya、Legacy、Rebornは問題なく外しても動作します。逆にASRヘッドのようなスクリプト本体がHUDに組み込まれてる製品は、HUDを外すと動作がしなくなるため注意が必要です。
💡 外したHUDは「お気に入り」に登録しておけば、すぐ呼び出せます。

4. Outfitや「お気に入り」機能を活用する
Viewerの「アウトフィット」機能を使うと、着替えたときに古い装備を自動で外せるので、装着の重なりによる枠圧迫を防げます。

「お気に入り」ウインドウを活用すれば、よく使う装備をすぐに呼び出して装着できるので、必要なときだけ使うスタイルに切り替えやすくなります。

💡「ピアスだけ」「HUDだけ」など用途に合わせてお気に入り登録しておくのがコツ!
💡アウトフィット、お気に入りともに検索が使えるのでアイテムの簡易ショートカットとしても機能します。
5. アバター構成を見直して“枠のムダづかい”を防ぐ
- 装備を見直すと、同じ部位に2~3個のアイテムを分けて装着していることも。
- 靴が分割されていたり、HUDが複数重なっていたりと、知らないうちに枠を食っていることがあります。
💡 1つにまとめられるものはまとめて、見えない装備にも注意してみましょう。
おわりに:ちょっとした工夫で、装備の幅がぐっと広がる
Second Lifeでは、装着数の上限がある以上、装備の「整理術」もおしゃれの一部です。
今回紹介した5つの工夫は、どれもすぐ始められるものばかり。
お気に入りをもっと楽しむために、ぜひできるところから試してみてくださいね✨