「RLVって面白そう。でも、どうやって実際に“縛られる体験”を始めればいいの?」
そんなあなたに向けて、このガイドではRLVをSecond Lifeで実際に使うためのステップを、やさしく解説します。
RLVがわからないときは「RLVってなに?Second Lifeで“縛られる”ための機能解説」をみてね。
RLVを始めるには、“鍵”を貸す準備が必要です
このページでは、RLVをわかりやすく説明するために、
「鍵を貸す」というイメージでお話していきますね。
RLV(Restrained Love Viewer)を使うと、服のロック、テレポートの制限、チャット制限など、さまざまな「縛られる」体験が可能になります。
でも、それを実現するには――
あなた自身が、“自分のアバターの鍵”を他人に渡す準備が必要なんです。
RLVの仕組みをひとことで言えば、こんな感じ:
あなたのアバターには、服やHUD、動きなどに“鍵”がかかっている。
その鍵の束を、自分の意思で“一時的に貸す”ことで、相手が操作できるようになる。
そして、その 「鍵を貸すスイッチ」 こそが、RLVのリレー(Relay) なのです。
実践ステップ:RLVを使うにはこの3つが必要!
- Viewer側でRLV(RLVa)機能をONにする
- リレーが入ってるアイテムを装備して「鍵を貸す準備」をする
操作してくれる人に鍵を渡す、またはRLV対応のアイテムやエリアで体験する
以下、それぞれ詳しく説明していきます!
1.FirestormでRLVを有効にするには?
RLVを使いたい場合、まずViewer側で「この機能を使えるようにする」設定が必要です。
🔧 設定手順(Firestormの場合)
- メニューの「Avatar」→「Preferences(環境設定)」を開く
- 左メニューから「Firestorm」→「RLVa」タブを選ぶ
- 「Enable RLVa」にチェックを入れる
- Viewerを再起動する
✅ これで、RLV命令が動作する準備ができました。
2.リレーとは?鍵を貸すための装備です
RLV命令は、首輪や家具、スクリプト入りアイテムなどから送られます。
しかし、あなたが何も許可していなければ、Viewerはその命令を無視します。
ここで必要になるのが、リレー(Relay) です。
🔑 リレーってなに?
リレーとは、Viewerが「私は命令を受け取りますよ」と宣言する装置。
つまり――
🔐 リレー=自分の“鍵の束”を、一時的に誰かに貸し出すスイッチ
これをONにすることで、相手やアイテムがあなたの服や動作を一部コントロールできるようになるのです。
🎛 リレーの種類と使い方
1. 首輪に内蔵されたリレー(例:OpenCollar)
- 首輪型RLVアイテムには、リレー機能が最初から入っています
- メニューで「RLV ON」「Relay ON」「Auto Relay」などを選ぶだけでOK
- 相手プレイヤーごとに“使える鍵”を細かく管理できるため、人との主従関係向き
2. 単体のリレーHUD
- 首輪ではなく、HUDとして配布されているリレーアイテム
- 通常は家具やスクリプトとの接続用(自動ドアや拘束椅子など)
- 基本的には人ではなく、自動装置との接続用
リレーモードの違い
モード | 内容 |
---|---|
Auto | すべての命令を自動で受け入れる(鍵フル貸出) |
Ask | ダイアログで確認してから許可(貸す前に確認) |
Off | 命令を一切受け付けない(鍵は渡さない) |
3.実際に“縛られる”体験が起きる場面
以下のような場面では、リレーをAutoにしておくと、自動的に「命令」が作用します:
- 拘束家具に近づくと、自動的に座らされる
- あるエリアに入ると、服がロックされる
- RLV付きアニメーションが発動して動作が制限される
- 装備が自動で消える/制御される
🔔 ただし、リレーがONでないと、何も起きません。
RLVで大切なのは「鍵は自分の手にある」こと
RLVは、相手に操作される体験ですが、
その入り口を開ける鍵を持っているのは、常に“あなた自身”です。
- あなたが「今だけ鍵を貸す」と決めたときだけ、RLV体験が始まる
- イヤになったら鍵はすぐに引き上げていい(リレーOFFなど)
RLVは、縛られることを“自分の自由で選ぶ”ための仕組みなんです。
⚠️ 安全に楽しむためのポイント
- ✅ 見知らぬ場所ではAskモードが安心
- ✅ 長時間ログイン放置の前にはOffに戻す
- ✅ 知らない装備や怪しいスクリプトは避けよう
- ✅ 本格的に使うときは、OpenCollarなど信頼できる首輪で管理を
まとめ
RLVを使うということは、
誰かに自分を“少しだけゆだねてみる”こと。
それは、服を脱がされることでも、動けなくなることでもなく――
自分の「鍵」を、信じたい誰かにそっと渡すこと。
でも忘れないでください。
その鍵を渡すかどうか、いつ返してもらうかは、
あなたの自由で決めていいのです。
RLVは、“縛られる”ための機能ではありません。
自分の意思で、縛られることを「選べる」仕組みなのです。
ほんの少し勇気を出して、
鍵を貸してみた先に、
新しい自分との出会いが待っているかもしれません。